寺崎白壁塚古墳

高市郡高取町寺崎所在。

町指定文化財。

与楽鑵子塚古墳の裏手にあります。

緑の自転車は今回の私のお供レンタサイクル。
奥に進んでいくと分岐点があり、左手に進みます。

さらに進むと竹やぶになり進むと看板が見えます。
この竹やぶに入っていく時が一番不安★

竹やぶが終わり、目の前が開けると同時に古墳が目に入ってきます。

7世紀前半頃の築造。

一辺約30メートル、高さ約9メートルの方墳。

のちの調査で八角形の可能性も出てきたとされている。

三段構築。

墳丘裾に幅6メートル、深さ2メートルのコの字型掘割が巡っている。

墳丘前面に長さ約30センチ幅約9メートルの壇があり

風水思想を反映されたとしている。

埋葬施設は切り石の横口式石槨。

長さ約2.8メートル、幅約1.1メートル、高さ約0.9メートル。

長さ約8.2メートル、幅1.6~9メートルの前室と羨道がある。

石室内は漆喰が塗られていたとされている。

出土品は鉄釘・鉄鋲・須恵器など。

                           古墳参へ/朱鳥へ

~編集後記~

与楽カンジョ塚古墳を見学した後に行きました。
この古墳がとっても見つけやすかったのと
寺崎白壁塚古墳が見つけにくい、反対にわかりやすいと
いろんな情報があって不安な古墳でもありました。

カンジョ塚までの道のりが結構な登りやったので
山を覚悟していたのですが
つく頃には平坦の道になり、
裏手にある寺崎白壁塚古墳もそんなに山のようには見えなかったので少し安心しました。

一番最初にある分岐点まで自転車で。
その時に軽トラが右手のほうに行くためにロープを外すためにとまったので
自転車置かしてほしい旨を伝え、一応古墳の位置を確認。
左手であることに確信はあったものの、確証が欲しかったので。

場所はあっているものの、
「この時期クマが出るから気をつけてなぁ」

えっ!!!!

「。。出たらどうしたらいいですかねぇ。。。」

「・・・・・・・・・・・・」

無言!!!!

とりあえず、その分岐点の前にある小屋みたいなところに置かれてある棒を渡してくれて
これ持って行っていいから、音を出しながら歩き

と言ってくれたので借り、無駄にバシバシたたきながら歩きました。

竹やぶに入る時が一番恐怖!!

出そうな雰囲気バシバシですから!!

周りに注意しつつ
竹やぶを進み、看板を確認。
竹やぶが終わり視界が開けると同時に古墳がお目見え!

あの解放感ったら!!
古墳は写真に写っているようにまず木の階段、
石室前は鉄の階段を上っていきます。
竹やぶが終わったあたりでは上から見るような感じになるので不思議な位置関係。

中は。。

きれいーーー

美しいです。
きれいに保存してくださって本当に感謝です。

クマにビビりながらでしたが
アップダウンも激しくなく、看板は一つしかないものの迷わず行ける古墳ではないでしょうか。

帰りは小屋に棒を返却。
いつもながら地元の方の愛を感じます。

ありがとうございました♪

(2019年11月訪)(2021年5月記)

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